
== 鹿島神宮~富士山レイラインからの考察・その25 ==
みなさんこんにちは。ご訪問本当にありがとうございます。
一連の鹿島・富士レイラインのトピックの25回目です。


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〇秩父神社から見て東京都庁は冬至の日の出方向
この一連のトピックでは、なるべく南関東の著名神社に注意するようにしています。そこで、秩父夜祭で有名な秩父神社について調べてみると、冬至の日の出方向に東京都庁がありました。秩父神社の主祭神はオモイカネで、アメノミナカヌシが合祀されています。
秩父と都庁というのはなんだか関連が薄そうで偶然なのかもしれませんが、誤差なくピッタリだったので取り上げました。2番目の図に示すように、この冬至ラインは都庁の中でもちょうど都議会議事堂にきれいに一致しています。その間の距離65kmを考慮すれば偶然ではないような気がします。
また、この日の出ラインには秩父の生命線ともいえる西武秩父線と国道299号線がほぼ沿っています。これらは、自然地形の山岳部の谷間に沿っているだけなのですがかなりきれいに沿っているようです。
さらに、このライン上には埼玉県南部の中核都市である所沢市がありました。
〇秩父神社について
古事記などの日本神話では実に多くの神様が登場しますが、それではその中で一番最初に登場するのはどの神様でしょうか? アマテラスでもなければイザナギでもイザナミでもなくて、アメノミナカヌシ(天之御中主)です。秩父神社に合祀されている性別のない神様です。
その名前が示すように天(宇宙)の中心にいる神で、この世の根源を形成するような凄い存在です。我々生身の人間が祀るにはあまりに畏れ多いということで、アメノミナカヌシを祭祀する神社はとても少ないらしいです。秩父神社でも鎌倉時代になって合祀されたようです。
秩父神社の主祭神であるオモイカネは、アマテラスが岩戸隠れをしたときに、その対策を練る中心的役割をした智恵のある高貴な神様です。


