
現代史を習いましたか?
ご訪問ありがとうございます。
年が明けて早くもひと月がたとうとしています。年末の話で恐縮なのですが、NHKの紅白歌合戦を見ていたら、めずらしくサザンオールスターズが出演していましたね。30年ぶりとかで、目玉になっていたようです。注目もあびたことでしょう。
歳のせいか最近は歌謡曲にもすっかりご無沙汰で分からなくなっているのですが、サザンが出演しているので少し驚いてテレビをのぞき込んでいました。
2曲歌いましたが、最初の「ピースとハイライト」という曲の前半くらいの歌詞に「ハッ!」とさせられました。以下のような歌詞です。
「教科書は現代史はやる前に時間切れ
そこが一番知りたいのに
なんでそうなっちゃうの」
よくぞ、紅白の舞台で日本全国民に向かって公言してくれた!
そうなんです。中学でも高校でも歴史の時間に現代史は教えてもらえないのです。私自身が教えてもらえなかったし、自分の身の回りの人にいくら聞いても「そういえば時間切れで教えてもらわなかった」と口をそろえて答えます。皆さんもそうではなかったでしょうか?
私の場合は、歴史の授業は中学と高校で同じようなことを繰り返して教わり、しかも弥生時代とかのどうでもいい時代に無駄に時間をかけて、結局江戸末期くらいで時間切れになってしまい、「後は教科書を読んでおいてください」、と。
いうなれば日本のほぼ全国民が現代史を知らないまま社会に出ているのです。恐ろしいことだと思いませんか。
歴史の先生たちは何か圧力を受けているのか、何か恐れているのか、よく分かりませんが、意図的に現代史を教えることを避けているのは明白です。
現代史といえばやはり太平洋戦争が一番大きなエポックだったわけですが、隣国の中国や韓国は(台湾は違いますね)事あるごとに「日本は悪しき帝国主義で侵略戦争をした。反省しろ。」というスタンスで挑んできますが、肝心の我々が現代史を知らないのではどうにもなりません。
「本当にその通りです。ごめんなさい。」とも言えないし、「いや、歴史を知らないのはあなたがただ。あの戦争はそんな単純なものだったのではない。」とも言えません。
私自身も高校までの授業では現代史を習わなかったので、なんとなく世間やマスコミで形成されている漠然とした現代史観であの戦争をとらえていました。
でもようやくここ5年くらいの間に相当数の本を手に取ってみて自分なりの太平洋戦争史観ができてきた気がします。
学校で教えてくれないのならば自ら学ばなければしょうがないです。自衛のようなものです。太平洋戦争というのは悲劇であり、重要な出来事でした。ついほんの70年前のことです。現代の我々はこれに向き合って学ぶ義務・責務があると考えるのです。
その結果、あの戦争をどう捉えるのかは人それぞれかもしれません。しかし、学ぶこともなくイメージで「日本は悪い戦争をした」とか、「あれは防衛戦争だったのだ」ととらえることはいけないと思います。また、あの戦争に関心を払わないというのはもっといけないことだと思います。
特に、若い人たちに昭和史をよく学んでほしいな、と思います。それを知らなければ、これからの国際化時代にアジア諸国、ロシアそしてアメリカに対して真の意味で深く向き合っていくことはできないはずです。外国語の勉強以前の話です。「昔の話」と片付けるのはよくないでしょう。現在にも連綿として影響し続けていることだと思うのです。
ところで、サザンオールスターズの桑田佳祐は上記のように「教科書は現代史はやる前に時間切れ」と歌っているのですが、そう言う以上自分で歴史を紐解いてみたのでしょうか。彼の昭和史観を聞いてみたい気もします。
それにしても、最近の桑田はすごく反骨的なパフォーマンスが目立ちますね。どうしたのでしょうか。
ご訪問ありがとうございます。
年が明けて早くもひと月がたとうとしています。年末の話で恐縮なのですが、NHKの紅白歌合戦を見ていたら、めずらしくサザンオールスターズが出演していましたね。30年ぶりとかで、目玉になっていたようです。注目もあびたことでしょう。
歳のせいか最近は歌謡曲にもすっかりご無沙汰で分からなくなっているのですが、サザンが出演しているので少し驚いてテレビをのぞき込んでいました。
2曲歌いましたが、最初の「ピースとハイライト」という曲の前半くらいの歌詞に「ハッ!」とさせられました。以下のような歌詞です。
「教科書は現代史はやる前に時間切れ
そこが一番知りたいのに
なんでそうなっちゃうの」
よくぞ、紅白の舞台で日本全国民に向かって公言してくれた!
そうなんです。中学でも高校でも歴史の時間に現代史は教えてもらえないのです。私自身が教えてもらえなかったし、自分の身の回りの人にいくら聞いても「そういえば時間切れで教えてもらわなかった」と口をそろえて答えます。皆さんもそうではなかったでしょうか?
私の場合は、歴史の授業は中学と高校で同じようなことを繰り返して教わり、しかも弥生時代とかのどうでもいい時代に無駄に時間をかけて、結局江戸末期くらいで時間切れになってしまい、「後は教科書を読んでおいてください」、と。
いうなれば日本のほぼ全国民が現代史を知らないまま社会に出ているのです。恐ろしいことだと思いませんか。
歴史の先生たちは何か圧力を受けているのか、何か恐れているのか、よく分かりませんが、意図的に現代史を教えることを避けているのは明白です。
現代史といえばやはり太平洋戦争が一番大きなエポックだったわけですが、隣国の中国や韓国は(台湾は違いますね)事あるごとに「日本は悪しき帝国主義で侵略戦争をした。反省しろ。」というスタンスで挑んできますが、肝心の我々が現代史を知らないのではどうにもなりません。
「本当にその通りです。ごめんなさい。」とも言えないし、「いや、歴史を知らないのはあなたがただ。あの戦争はそんな単純なものだったのではない。」とも言えません。
私自身も高校までの授業では現代史を習わなかったので、なんとなく世間やマスコミで形成されている漠然とした現代史観であの戦争をとらえていました。
でもようやくここ5年くらいの間に相当数の本を手に取ってみて自分なりの太平洋戦争史観ができてきた気がします。
学校で教えてくれないのならば自ら学ばなければしょうがないです。自衛のようなものです。太平洋戦争というのは悲劇であり、重要な出来事でした。ついほんの70年前のことです。現代の我々はこれに向き合って学ぶ義務・責務があると考えるのです。
その結果、あの戦争をどう捉えるのかは人それぞれかもしれません。しかし、学ぶこともなくイメージで「日本は悪い戦争をした」とか、「あれは防衛戦争だったのだ」ととらえることはいけないと思います。また、あの戦争に関心を払わないというのはもっといけないことだと思います。
特に、若い人たちに昭和史をよく学んでほしいな、と思います。それを知らなければ、これからの国際化時代にアジア諸国、ロシアそしてアメリカに対して真の意味で深く向き合っていくことはできないはずです。外国語の勉強以前の話です。「昔の話」と片付けるのはよくないでしょう。現在にも連綿として影響し続けていることだと思うのです。
ところで、サザンオールスターズの桑田佳祐は上記のように「教科書は現代史はやる前に時間切れ」と歌っているのですが、そう言う以上自分で歴史を紐解いてみたのでしょうか。彼の昭和史観を聞いてみたい気もします。
それにしても、最近の桑田はすごく反骨的なパフォーマンスが目立ちますね。どうしたのでしょうか。
スポンサーサイト


