
あべのハルカスから見て立冬の日の出方向には神聖な三輪山
== 鹿島神宮~富士山レイラインからの考察・その28≪関西編2≫ ==
みなさんこんにちは。ご訪問に感謝します。
一連の鹿島・富士レイラインのトピックの28回目です。

(当ブログは画像だけの閲覧も歓迎します)
〇あべのハルカスから見て三輪山は立冬の日の出
前回から関西編ということでご紹介しています。今の関西におけるニュースといえば、あべのハルカスのオープン、春の甲子園、大相撲春場所での新横綱誕生といったところでしょうか。あ、注目度が低かったけど橋本さんが選挙をやったんでしたっけ。(都知事選も白けた感じでしたけどね)
今回はその中であべのハルカスをピックアップしてみます。
今月7日にあべのハルカス(300m)がオープンし、横浜ランドマークタワー(296m)を抜いて日本一のビルになりました。地図で見ると天王寺の駅ビル的な感じなのでしょうか。
関西編ということで、地理カンのない私はどこを調べていいのか分からず、とりあえず今話題のあべのハルカスを基準にしてみました。そうしたら、いきなり立冬の日の出方向が神聖なる三輪山(467m)山頂にピタリと一致してしまいました。
〇あべのハルカスから見て立冬の日の入り方向には伊弉諾神宮
逆に、立冬の日の入り方向を調べてみると淡路島の伊弉諾神宮のかなり近くに達します。
伊弉諾神宮については前回ブログを参照してください。
〇三輪山伝説と大物主神
三輪山。大物主神が祀られていて、日本神話や古代史に少しでも興味を持っている方ならご存知であろう神聖なる山ですね。日本神話における最も神聖な山と言ってもいいでしょう。
奈良盆地南部の東にあり、初代神武天皇が開いた橿原宮や藤原京を見下ろす位置です。
467mとあまり高くはないですが富士山のようになだらかな円錐形をしていて、ほぼ単独峰で、その山麓には大神(おおみわ)神社があります。大神神社は三輪山自体をご神体として祀っており、拝殿はありますが通常の神社のような本殿はありません。
三輪山は神聖な山であって昔は禁足地でしたし、現在もいくつかのルールの説明を受けてから入山する制度のようです。
三輪山には大物主神にまつわる三輪山伝説があります。一口に三輪山伝説といっても三種類あります。年代順にごく簡単にご紹介します。
まず第1には、出雲の大国主神がこの地上の国づくりに自信がなくなってしまったときに大物主神が現れて三輪山に自分を祀れば国づくりが成功するように計らおうと告げ、大国主神はこれに従って大神神社をつくったというものです。
大国主神は因幡の白兎を助け、そして地上の葦原中津国のトップに君臨していた神で、後に天津神に国譲りをします。
第2には、初代神武天皇の正后となったヒメタタライスズヒメの話です。ヒメタタライスズヒメは大物主神の娘で、その出生にまつわる不思議な伝説です。
第3には、第十代崇神天皇のときに飢饉や疫病が蔓延し、祈祷師の占いに従って大物主神を厚く祀るようにしたところこれらの災いが収まったというものです。第十代崇神天皇は日本の基礎体制を整備した注目される天皇ですが、初代神武天皇と同一人物という説もあります。
大物主神は謎の神でして大国主神と同一神であるという説や、「物」の怪の神であるという説もあるようですが、高貴な神であるという点ではおおむね一致しているようです。
今日、26日は天皇陛下が伊勢神宮の外宮と内宮を参拝されたようです。20年ぶりに三種の神器が揃うという記念すべき日になりました。
== 鹿島神宮~富士山レイラインからの考察・その28≪関西編2≫ ==
みなさんこんにちは。ご訪問に感謝します。
一連の鹿島・富士レイラインのトピックの28回目です。

(当ブログは画像だけの閲覧も歓迎します)
〇あべのハルカスから見て三輪山は立冬の日の出
前回から関西編ということでご紹介しています。今の関西におけるニュースといえば、あべのハルカスのオープン、春の甲子園、大相撲春場所での新横綱誕生といったところでしょうか。あ、注目度が低かったけど橋本さんが選挙をやったんでしたっけ。(都知事選も白けた感じでしたけどね)
今回はその中であべのハルカスをピックアップしてみます。
今月7日にあべのハルカス(300m)がオープンし、横浜ランドマークタワー(296m)を抜いて日本一のビルになりました。地図で見ると天王寺の駅ビル的な感じなのでしょうか。
関西編ということで、地理カンのない私はどこを調べていいのか分からず、とりあえず今話題のあべのハルカスを基準にしてみました。そうしたら、いきなり立冬の日の出方向が神聖なる三輪山(467m)山頂にピタリと一致してしまいました。
〇あべのハルカスから見て立冬の日の入り方向には伊弉諾神宮
逆に、立冬の日の入り方向を調べてみると淡路島の伊弉諾神宮のかなり近くに達します。
伊弉諾神宮については前回ブログを参照してください。
〇三輪山伝説と大物主神
三輪山。大物主神が祀られていて、日本神話や古代史に少しでも興味を持っている方ならご存知であろう神聖なる山ですね。日本神話における最も神聖な山と言ってもいいでしょう。
奈良盆地南部の東にあり、初代神武天皇が開いた橿原宮や藤原京を見下ろす位置です。
467mとあまり高くはないですが富士山のようになだらかな円錐形をしていて、ほぼ単独峰で、その山麓には大神(おおみわ)神社があります。大神神社は三輪山自体をご神体として祀っており、拝殿はありますが通常の神社のような本殿はありません。
三輪山は神聖な山であって昔は禁足地でしたし、現在もいくつかのルールの説明を受けてから入山する制度のようです。
三輪山には大物主神にまつわる三輪山伝説があります。一口に三輪山伝説といっても三種類あります。年代順にごく簡単にご紹介します。
まず第1には、出雲の大国主神がこの地上の国づくりに自信がなくなってしまったときに大物主神が現れて三輪山に自分を祀れば国づくりが成功するように計らおうと告げ、大国主神はこれに従って大神神社をつくったというものです。
大国主神は因幡の白兎を助け、そして地上の葦原中津国のトップに君臨していた神で、後に天津神に国譲りをします。
第2には、初代神武天皇の正后となったヒメタタライスズヒメの話です。ヒメタタライスズヒメは大物主神の娘で、その出生にまつわる不思議な伝説です。
第3には、第十代崇神天皇のときに飢饉や疫病が蔓延し、祈祷師の占いに従って大物主神を厚く祀るようにしたところこれらの災いが収まったというものです。第十代崇神天皇は日本の基礎体制を整備した注目される天皇ですが、初代神武天皇と同一人物という説もあります。
大物主神は謎の神でして大国主神と同一神であるという説や、「物」の怪の神であるという説もあるようですが、高貴な神であるという点ではおおむね一致しているようです。
今日、26日は天皇陛下が伊勢神宮の外宮と内宮を参拝されたようです。20年ぶりに三種の神器が揃うという記念すべき日になりました。
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