
ウクレレ改称【4ミニ】の提言
ご訪問ありがとうございます。
ウクレレのことなんかブログに書いても誰も読んでくれないだろうと思っていたのですが、殊のほか多くの方に訪問していただけたようです。皆さまありがとうございました。
ところで、当ブログでウクレレの話題に目を通していただいた方の中には少し違和感を感じた方もいらっしゃるかもしれません。
それは、「ウクレレの話なのにハワイアンとかフラダンスとかの話題はないの?」 という素朴な疑問でしょうか。そう、私はウクレレは好きだけどハワイアンもフラダンスの伴奏も全くやらない人間なのです。
私のレパートリーはクラシックやポップスやアニソンとかばかりでしてハワイアンは弾けませんし弾くつもりもないのです。大定番のアロハオエすら弾きません。知り合いのウクレレ弾き仲間からは親切心から「ハワイアンも弾けた方がいいよ」とアドバイスされることもありますが、そういう気にはなれないのです。申し訳ないですけど興味がないのです。
ウクレレを始める人の多くは「ハワイアンをやりたい」という動機でスタートしているようです。一方、私の場合は「手軽で和音を出せる多用途の汎用楽器を弾きたい」という目的で楽器探しをしてウクレレにたどり着いたのです。しかも、愚鈍な私は「ウクレレ」という楽器がハワイアン専用楽器ではなくて汎用に使えるはずだと気づくまでには非常に長い時間がかかりました。私も、ウクレレ=ハワイ、という呪縛にとらわれていたのです。
ウクレレを選んだのは大正解だったと今でも思っていますが、やがて私なりに違和感を感じることになります。
それは、ウクレレ奏者はハワイアンをやる人ばかりが多くて、私のようなポップスをソロで弾くという者の人口が少なくて肩身が狭いということです。
また、世間でもウクレレと言えばハワイアンソングの専用楽器として見られているようです。
以前の記事(http://parmesan111.blog.fc2.com/blog-entry-73.html)でご紹介したように、現代の若手のウクレレエキスパートプレーヤーはハワイアンソングなんぞは弾きませんし、むしろハワイアンとは対極の激しい曲を弾いたりします。
ハワイはウクレレの本場ですが、そのハワイであってもハワイアンソングを弾く人はほとんどいないそうです(ちなみに、ブラジルに行ってもボサノバを弾く人は少数だし、現代のアメリカでもカントリーミュージックを弾く人は少数だし、日本でも演歌は少数派になってますね)。ウクレレでハワイアンソングが弾かれる頻度は日本が世界一かもしれません。
ウクレレはもっと汎用なジャンルに適用することのできる応用範囲の広いすばらしい楽器なのに、なぜか保守的にハワイアンソングと表裏一体とされてしまっていて、潜在的ポテンシャルが不当に抑圧されてしまっているように思えてなりません。ウクレレをハワイアンやフラダンスの呪縛から解放してもっと自由にいろいろな曲を弾くようにするべきではないでしょうか。ハワイアンソングから親離れして独り立ちさせればウクレレはもっともっと成長するし、もしかしたらギターをも凌駕する可能性も秘めていると思うのです。
もう、ウクレレはハワイアンから決別するときが来ているのです。
楽器としての先輩のギターはスペインが発祥だと思いますが、今や汎用楽器としての地位を確立していて「ギターをやる人はスペインのラテン系音楽を弾かなければならない」、なんていう人はいないと思います。同様に、「ピアノやバイオリンはイタリア音楽、バロックを弾くための楽器だ」、という人もいないと思います。ウクレレも同じくハワイから巣立ちするべきときです。
そのための大きな一歩として私は一大提言をします。ウクレレが(少なくとも日本において)「ハワイ」から離れることができないのは、一つの理由としてその名称のせいだと思うのです。「ウクレレ」というのはいかにもハワイ語的で、南国の島と海と空とを連想させてのんびり異国ムードが漂う感じです。このハワイから逃れられないイメージの「ウクレレ」とう名称をこの際捨て去りましょう。
代替名称としては「4弦ミニギター」略して「4ミニ」はどうでしょうか。ウクレレの実態と潜在的可能性を的確に表していると思いませんか。
「4弦ミニギター」または「4ミニ」と呼べば、ギターに挫折しまたは敬遠していた人たちも、「そうか、ウクレレもギターの一種なんだ。これならいろいろと簡単に弾けそうだ」と気づいて手に取ってくれるような気がするのです。そして、もっともっと広範にウクレレが普及する第一歩になってほしいのです。
ちなみに、アメリカ本土ではすでに「ウクレレ」の名称を実質的に廃絶し、今では「Uke(ユーク)」という名称が一般的です。これによってウクレレ改めユークはアメリカにおける汎用楽器の地位を得つつあるのだと思います。
日本でも「ユーク」と呼びましょうか。
ご訪問ありがとうございます。
ウクレレのことなんかブログに書いても誰も読んでくれないだろうと思っていたのですが、殊のほか多くの方に訪問していただけたようです。皆さまありがとうございました。
ところで、当ブログでウクレレの話題に目を通していただいた方の中には少し違和感を感じた方もいらっしゃるかもしれません。
それは、「ウクレレの話なのにハワイアンとかフラダンスとかの話題はないの?」 という素朴な疑問でしょうか。そう、私はウクレレは好きだけどハワイアンもフラダンスの伴奏も全くやらない人間なのです。
私のレパートリーはクラシックやポップスやアニソンとかばかりでしてハワイアンは弾けませんし弾くつもりもないのです。大定番のアロハオエすら弾きません。知り合いのウクレレ弾き仲間からは親切心から「ハワイアンも弾けた方がいいよ」とアドバイスされることもありますが、そういう気にはなれないのです。申し訳ないですけど興味がないのです。
ウクレレを始める人の多くは「ハワイアンをやりたい」という動機でスタートしているようです。一方、私の場合は「手軽で和音を出せる多用途の汎用楽器を弾きたい」という目的で楽器探しをしてウクレレにたどり着いたのです。しかも、愚鈍な私は「ウクレレ」という楽器がハワイアン専用楽器ではなくて汎用に使えるはずだと気づくまでには非常に長い時間がかかりました。私も、ウクレレ=ハワイ、という呪縛にとらわれていたのです。
ウクレレを選んだのは大正解だったと今でも思っていますが、やがて私なりに違和感を感じることになります。
それは、ウクレレ奏者はハワイアンをやる人ばかりが多くて、私のようなポップスをソロで弾くという者の人口が少なくて肩身が狭いということです。
また、世間でもウクレレと言えばハワイアンソングの専用楽器として見られているようです。
以前の記事(http://parmesan111.blog.fc2.com/blog-entry-73.html)でご紹介したように、現代の若手のウクレレエキスパートプレーヤーはハワイアンソングなんぞは弾きませんし、むしろハワイアンとは対極の激しい曲を弾いたりします。
ハワイはウクレレの本場ですが、そのハワイであってもハワイアンソングを弾く人はほとんどいないそうです(ちなみに、ブラジルに行ってもボサノバを弾く人は少数だし、現代のアメリカでもカントリーミュージックを弾く人は少数だし、日本でも演歌は少数派になってますね)。ウクレレでハワイアンソングが弾かれる頻度は日本が世界一かもしれません。
ウクレレはもっと汎用なジャンルに適用することのできる応用範囲の広いすばらしい楽器なのに、なぜか保守的にハワイアンソングと表裏一体とされてしまっていて、潜在的ポテンシャルが不当に抑圧されてしまっているように思えてなりません。ウクレレをハワイアンやフラダンスの呪縛から解放してもっと自由にいろいろな曲を弾くようにするべきではないでしょうか。ハワイアンソングから親離れして独り立ちさせればウクレレはもっともっと成長するし、もしかしたらギターをも凌駕する可能性も秘めていると思うのです。
もう、ウクレレはハワイアンから決別するときが来ているのです。
楽器としての先輩のギターはスペインが発祥だと思いますが、今や汎用楽器としての地位を確立していて「ギターをやる人はスペインのラテン系音楽を弾かなければならない」、なんていう人はいないと思います。同様に、「ピアノやバイオリンはイタリア音楽、バロックを弾くための楽器だ」、という人もいないと思います。ウクレレも同じくハワイから巣立ちするべきときです。
そのための大きな一歩として私は一大提言をします。ウクレレが(少なくとも日本において)「ハワイ」から離れることができないのは、一つの理由としてその名称のせいだと思うのです。「ウクレレ」というのはいかにもハワイ語的で、南国の島と海と空とを連想させてのんびり異国ムードが漂う感じです。このハワイから逃れられないイメージの「ウクレレ」とう名称をこの際捨て去りましょう。
代替名称としては「4弦ミニギター」略して「4ミニ」はどうでしょうか。ウクレレの実態と潜在的可能性を的確に表していると思いませんか。
「4弦ミニギター」または「4ミニ」と呼べば、ギターに挫折しまたは敬遠していた人たちも、「そうか、ウクレレもギターの一種なんだ。これならいろいろと簡単に弾けそうだ」と気づいて手に取ってくれるような気がするのです。そして、もっともっと広範にウクレレが普及する第一歩になってほしいのです。
ちなみに、アメリカ本土ではすでに「ウクレレ」の名称を実質的に廃絶し、今では「Uke(ユーク)」という名称が一般的です。これによってウクレレ改めユークはアメリカにおける汎用楽器の地位を得つつあるのだと思います。
日本でも「ユーク」と呼びましょうか。
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